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ホットな話題・【話題111】〜【話題120】

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【話題120】 「ガルシアへの手紙」と<新現役の会>
今回の話題提供は“4000万人以上が読んだ「ガルシアへの手紙」"からです。

この「ガルシアへの手紙」のことを、<新現役の会>メンバーの方から教えて頂きました。
古賀さんの情報の種類と質にいつも圧倒されながらMLを読んでいます。
今日、私は「ガルシアへの手紙」という本を読みました。<新現役の会>にぴったりの本でした。
ガルシアとは、かつてアメリカとスペインがキューバをめぐって戦争をした際、キューバにいた反スペインのリーダーのこと。本書は、アメリカ大統領からの依頼を受け、どこにいるかもわからないガルシアに手紙を届けたローワンという将校をモデルに、自らの力で物事に取り組むことや、目の前の課題に勇気をもって挑むことの重要性を説いている本です。

もともと『A Message to Garcia』はほんの数十ページの小冊子で、本書でも翻訳部分はわずか1章(25ページ)に収まっている。だが、その影響力は1913年の時点で4000万部印刷されたという事実から容易に推測できる。世界中が読んだ名著に手軽に触れられるという点が、本書の最大の価値といえるだろう。

〜〜本文より〜〜
今、時代は、そして世界は《変化》を求めている。
人々の《変化》への勇気ある挑戦を求めている。

そのやるべき《課題》がガルシアなのである。
「ガルシア」は次々と現れてくる。それは仕事の中であり、社会の中であり、国家の中であり、人間関係の中であり、さらに家庭の中からでてくる。
その新しい次々に登場する「ガルシア」=「変化」に対する《課題》に恐れず、勇気を持って挑む人、それがローワンである。
ローワンは私たちの心の中に気づき上げるべき英雄である。
変わる勇気である。挑む勇気、行動力である。
時代の《変化》と《課題》に自ら進んで挑み《結果》を出しつつ新しい世界を切り開いていく人こそ、この時代に求められる人物「ガルシアに手紙を届けられる人」である。

・・
あなたはガルシアへ手紙を届けられるだろうか?

PS
すぐに本が手に入らない方のために、下記のサイトにテキストがあります。ご参考までに。
 ▼http://www.e-freetext.net/garcia.html
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【話題119】 ものづくり白書:団塊世代定年の「2007年問題」に言及-毎日新聞05.6.3-
今回の話題提供は
“ものづくり白書:団塊世代定年の「2007年問題」に言及”(毎日新聞2005.6.3)からです。

 政府は3日の閣議で、経済産業、厚生労働、文部科学の3省が提出した「04年度ものづくり白書(ものづくり基盤技術の振興施策)」を閣議決定した。白書は、1947年から49年生まれの「団塊世代」の670万人が07年から60歳定年を迎えて退職し、職場で技能継承に支障が出るという「2007年問題」を初めて取り上げた。若手を確保、育成してものづくりの技能を継承する取り組みの必要性を指摘している。

 白書によると、07年問題に対する危機意識は全産業平均(22.4%)に比べ、化学(47.8%)や一般機械器具(40.5%)、金属製品(35.1%)で高い。
一般機械や金属製品では、設計や切削で一人前になるのに3年以上かかるなど技能の継承に時間がかかるほか、意欲ある若手の確保が難しく、教える側との年代や技能レベルの差が大きいといった問題が危機感を強めている。

 対策として、技能をもった社員を指導者として雇用延長したり、若年者を定期採用して後継者を確保・育成するほか、教材や研修を工夫して短期間で技能伝承するなどの方策をあげている。

 さらに、製造業に占める15歳から29歳の割合は17.8%と全産業の20.2%より低く、若年層の製造業への就業減少が際だっている現状も報告した。


PS(古賀)
白書は、「団塊」定年で、技能継承に支障が出るという「2007年問題」を”初めて”取り上げた、そうです。

なんと悠長な事か・・・
そんな事、少し考えれば10年までも分かる事。
ただ、10年前で予想が出来なかったのが、ニートなど、若者の無業状態です。
逆にいえば、いまからが日本を本当に変えるチャンスかもしれません。
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【話題118】 ニートの問題は団塊の問題・・・
今回の話題提供は”ニートの問題は団塊の問題・・・”です。私が、どうしてもニートの問題にこだわりたいのは、裏を返せば私たち(団塊)の問題であるからです。
 ニートの出現は日本社会にとって、いい事だととられる人とこれからが心配と考える人それぞれですが、どちらにしても私たちにも避けて通れない社会問題である事は事実です。

下記の毎日新聞記事が、とてもよくその気持ちを伝えていますのであわせてここに掲載させて頂きました。

●私自身の取り組みとしては、
 いま、都立高専の藤田校長達の協力を求めて高専を活用して、私たち団塊がニートに職業指導・生き方のサポートをしながら、実は私たちの生き甲斐、遣り甲斐つくりあてて行く。こうしたことが、全国各地で動き出せば、ニート対策に大いに役立って行くのではないかと思っています。
 (全国には63の高専があります)  ▼全国高専WWWマップ
 出来たら、ぜひ、<新現役の会>メンバーの皆様方にもその一翼に参加して頂ければ幸いです。

 それから、もう一つ、私なりに夢があります。それはニートの若者たちを、モンゴルの大草原にオリエンテーリングと称して、私たち団塊と一緒に研修・合宿できれば、ニートの若者も、団塊もそれぞれが大きく人生観変わるのではないと思っています。私は、実体験として変わりましたし、昔、私が連れて行っていた引きこもりの子ども達もかなり変わりました。
何がどう変わるかと言うと、とても大陸的というか、全てがオールアバウト的になることです。余り小さきことを、気にしなくなります。そして、自分たちが何かの力で生かされている小さな生き物だと言う事を体で感じるのです。人工衛星が肉眼で見ることが出来る満点の星空を見た瞬間、本当に畏敬の念を感じます。
 ニートや引きこもりの若者には、まずは、こうした体験からスタートさせることが出来れば、後はうまく回るのではと、ひそかに思っています。うつ病で悩んだり、いろいろくよくよ考えている中高年シニアには、どんな薬より効き目があると思います。

これから<新現役の会>が各地に根を下ろし、全国各地にある高専と手を組み、上記のような活動がスタートすれば、とても社会活動として有意義ではないでしょうか。
ぜひ、皆さんのお知恵と行動力をお借りしたいものです。
まずは、都立高専に協力を求めて、みんなでモンゴル研修に行くと言うのはどうでしょうか・・・
特にすごいのは、<新現役の会>メンバーの中にモンゴルと大きなパイプをお持ちの方がいらっしゃいます・・・
また、<新現役の会>関係者には、いろいろな情報ネットを持った方々がたくさんおられます。皆さんもその一人ではないでしょうか・・・これまた、お互い相互に活用して行きたいですね。



ニートどうする?(引用/記者の目:ニートどうする?-毎日新聞2005.4.19-)

日本版デュアルシステムで電気設備を学ぶ若者たち

◇「働く」意味を義務教育で−−多種多様な選択肢を

学生ではなく仕事に就かず、職業訓練もしておらず、未婚で家事をしていない15〜34歳の無業者を意味する「ニート」の存在をどうとらえ、対応したらいいのか。深く悩み、迷っている。ニートはどうしようもなくダメな若者たちなのか。いや、そうではない。だったら仕事もせず親にパラサイト(寄生)して暮らすのを認めるのか。それもダメだ。じゃあどうする。これは「豊か」になった日本社会に突きつけられた重い問いかけである。

日本では昨年秋、厚生労働省が「ニートは52万人」と推計し問題化した。3月には内閣府が、労働経済白書ではカウントされていなかった家事手伝いをニートに加え85万人と発表した。

最初に言っておかなければならないことがある。ニートに象徴される若年者の構造的な雇用問題を解決する特効薬はない。国や企業、そして社会が若年者の雇用問題について、決め手を見つけ出せないでいる。

私が若い人たちの就労問題の取材に取り組んで20年以上になる。この間、数多くの学生を取材したが、雇用情勢は激変した。80年代は新卒者が会社を選ぶ時代で、就職氷河期がくるなどと考える人はいなかった。90年代にはフリーターが登場した。「ようやく日本にも欧米のように多様な生き方をする若者がでてきた」などと評価し、夢を追うフリーターに新しい風を感じたことも確かだ。

しかし、バブル崩壊で状況は一変した。企業は人員削減に走り新規採用を削減、正社員から低賃金の非正規社員への切り替えも始まった。新卒者を育て上げ一人前にするという余裕が企業から消えた。これがニートを生み出した背景だ。

働きたくてもやりたい仕事がない、競争社会にはなじめない、会社中心ではなく自分のペースで生きていきたい。成果や能力主義になじめない若者たちが多い。事情はそれぞれだが、ニートに働く意欲が全くないというのは偏見だ。

行政の対応も後手に回った。学校にいる間は文部科学省だが、卒業して職探しをする段階では厚生労働省の所管というタテ割り行政がニートへの対応を遅らせた。ニートの実数や実態について国は無関心だった。

何かが欠けているのだ。ニートと呼ばれる若者の思いを聞くパイプが国にも企業にも社会にもないのが現実だ。だから、ニートの声を施策に生かす仕掛けが作れない。

ニートの若者が何を考えているか。まずはそこから始めようと、5人から話を聞いた。26歳の男性は「働いたら負けという気持ちがある。のんびりとやっていきたい」。やや年齢は上だが42歳の男性は人とのコミュニケーションがうまくできず、「自分は生きていていいのかと考え、どこかで死にたいと考えている自分がいる。でもこれが自分のペースなので、こうして生きていければいい」と話す。さらに「企業に就職することに夢がもてなかった」「就職活動を始めたが何がしたいのか分からなくなり、ひきこもってしまった」「毎朝、満員電車に乗って暗い顔して出勤し、疲れ果てて帰るサラリーマンになりたくはない」など、思いはそれぞれだ。

こうした声を踏まえ、いくつか提案をしたい。最初はニートにさせないための方策だが、義務教育の中で、働くことの意味や職業について考えさせるカリキュラムを充実させることが必要だろう。働くことはどういうことかを体験の中からつかんでもらう機会を作ることも大事なことだ。

次はニートになってひきこもった場合にどうするかだが、早く社会に引っ張り出す手立てを取ることだ。そのためには親や学校、企業、そして行政や市民組織などが、多様なネットワークを張っておくことが役に立つ。実際に、ひきこもりの若者を親から離し、寮生活をさせながら仕事を体験させる千葉県浦安市のNPO法人の活動など、地域社会で地道な取り組みも始まっている。

昨年度から75億円の予算をつけて始まった厚労省の日本版デュアルシステム訓練(専門学校で学びながら職場研修を行う制度)にニートを積極的に迎え入れてはどうか。また短時間勤務や週3日制など、多様な働き方の選択肢を用意することも必要だろう。

ゆっくりでもいいが着実に、ニートへの対応策を実行することだ。
何もしなければ、何も始まらない。
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【話題117】 広島大と県警連携 安心づくり知恵絞れ-中国新聞2005.5.29-
今回の話題提供は(中国新聞 社説 2005.5.29)の
“広島大と県警連携 安心づくり知恵絞れ”です。

 広島県警と広島大が、安全で安心な地域づくりに向け、犯罪防止をテーマに共同研究を始めた。総合的な防犯対策の構築を目指し、警察と大学が連携するのは全国初の試みという。

 10の専門学部を擁する総合大学の強みを生かし、新たな発想と学際的な取り組みで、「広島方式」の施策を生み出すのが狙いである。知の集積と現場の体験から、中国地方や全国の自治体の参考にもなるモデルの誕生を望みたい。

 この連携事業は、2003年1月に施行された県の「減らそう犯罪」ひろしま安全なまちづくり推進条例に基づく県民総ぐるみ防犯運動の一環だ。子どもを非行や犯罪被害から守る教育プログラムの開発など、4分野を設けて05年の単年度事業で取り組む。

 多発する「振り込め詐欺」やピッキング被害情報は、どうすれば話題のテレビコマーシャルのように強い印象を与えられるのか。同じ繰り返しのように見える交通安全運動や防犯運動の効力は…。

 共同研究では、こうした新たな視点や一般市民の素朴な思いも盛り込み、地域での実地調査やアンケート、公立高校での問題行動や規範意識の調査などを予定。秋の中間報告に向け、本格的な検討を始める。常識にとらわれない率直な意見の交換で、問題の本質に迫ってほしい。

 今回の連携には、警察、大学双方の危機意識も反映されている。県警は、大きな成果を挙げた暴走族対策について、「警察の取り締まりだけではだめだった。県民や学校、行政などの幅広い連携や、離脱者支援の仕組みなどが相まってできた」と分析。防犯対策に地域の総合力が欠かせない、との認識が深まった。

 「減らそう犯罪」運動では、県内の刑法犯の認知件数を、3年間で3割減らす数値目標をたてた。最終年の今年、目標達成のめどはたったが、県民運動の成果を引き継ぐ仕組みづくりは未整備のままで、不安が残る。平成の大合併で圏域が広がった市や町では、周辺地域で安全への目配りが希薄になりがちだ。

 一方、広島大も国立大学の法人化移行に伴い、より特色のある運営が求められている。県警との窓口にもなった地域連携センター(安藤忠男センター長)は昨年4月に設置され、大学の存在感を高める施策づくりに腐心する。

 同センターは、県警との連携を機に、大学独自でも、来年度から四年がかりで「防災・防犯・平和のための地域セキュリティーネットの構築」研究を計画している。戦後最悪とされるペースで犯罪が起き、安全神話がついえた日本の治安。警察庁も関心を寄せる「広島方式」を軌道に乗せるためには、国外の成功例に学ぶなど幅広い視野も求められる。

PS(古賀)
とてもいいアイデアですね。大学もこうした取り組みをすることは素晴らしい。
これに団塊世代(<新現役の会>)が加われば、もっといいですが・・・

他の地域にも広がるように、<新現役の会>でも応援して行きたいですね。
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【話題116】 「高等専門学校」「ニートなどの若者」そして<新現役の会>のジョイント事業
今回の話題提供は”「高等専門学校(高専)」「ニートなどの若者」そして<新現役の会>のジョイント事業”からです。

 昨年、都立高専の藤田校長と知り合う機会に恵まれました。それまでは、高専の実態がよく分かりませんでしたが、藤田校長とお話するうちに独立行政法人になることにより、経営に自由度がました分、これからの学校経営が難しくなってきたことなど、ざっくばらんに話して頂いています。  ▼東京都立工業高等専門学校 http://www.tokyo-tmct.ac.jp/

 この中で、<新現役の会>と高専(全国に63校)でニートなどの若者に職業訓練の支援を地域に開かれた学校活動として出来ないかと話しています。まずは、都立高専が中核になり、全国の他の高専にも参加してもらうと言うものです。
 一部千葉県の木更津高専などでは、ニートの若者たちに介護福祉工学を学ばせる講座を提供することを計画しているとの事です。
 高専には、施設と教育プログラムがあります。ただ高専の先生方が内部の生徒以外にまで指導する時間がない。そこで外部講師として現場経験のあるこれからリタイアして地域に戻る団塊世代に協力を求めると言う内容です。
 もしこのプロジェクトが、軌道の乗れば、各地域で高専を中核に団塊世代の活躍
 の場が生まれる。

 私はこの中でニートなどの若者と”環境、エネルギー、介護福祉、農業問題”をものづくり指導をベースに地域内自給の実践活動が出来れば面白いと思っています。高齢者の介護サポート器具を、オーダーメイドで高齢者に作って上げる事が出来ればその製作にかかわったニートの若者そして私たちにどれだけの充実感が生まれる事か。
みんなで電気自動車を作ることにチャレンジする事も出来ます。


●朗報!!
 都立高専の藤田校長から、ぜひ<新現役の会>の皆さんに協力の要請が来ています。
<新現役の会>の東京地区の集いは、品川にある都立高専を会場にして出来そうです。
その時は、藤田校長以下高専の先生方も参加されると思います。

PS(資料)
産業技術者の育成と本校の役割  ―東京都立工業高等専門学校 校長 藤田安彦―

新・東京都立高等専門学校(以下、新高専)に対する東京都からの期待

(中略)

6.「循環型都市の構築と環境問題」に関連して、「人間社会」は「環境」を形成する重要な"サブシステム"と捉える。この観点に立って、
・600万人を超えると言われる「フリーター」、「ニート」、「引きこもり者」などの再教育を行い、工業はもとより農林水産を含む産業界へ活用を図る。
・「エンターテイメント技能」を「介護福祉」にとりいれる。
・2007年に1000万人を超える「団塊世代」の技能を若い世代へ伝承、継承する。

PS2
写真の真中が藤田校長、左端が山崎毎日新聞部長、
右端が栗村さん(<新現役の会>メンバー)

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【話題115】 道州制がいよいよ現実味を帯びてきました。
今回の話題は”道州制の問題”です。以下西日本新聞から2本。

●道州制区域 九州 南北分割案も 地制調が6例提示 (西日本新聞2005.5.28一面トップ)

 現在の都道府県を広域再編する道州制の制度設計に着手した政府の地方制度調査会は27日、専門小委員会を開き、全国を8つから13のブロックに分ける6種類の区域例を参考に審議を進めることを決めた。区域例の提示は初めて。九州については、現在の7県を1つの区域とする場合と、福岡、佐賀、長崎、大分の北部4県を「北九州」、熊本、宮崎、鹿児島の南部三県を「南九州」に分割する場合の2例が示された。

 今後、区域ごとの人口や面積、域内総生産などのバランスや、財政力、社会資本の整備状況などを検証し、来年2月の最終答申へ向けて具体的な区域案作成を目指す。松本英昭小委員長は「おそらく答申段階で一案に絞ることはないだろう」としており、複数案の答申となりそうだ。

 6つの区域例は、現在の都道府県を分割しないことを原則とし、国の出先機関の管轄などを基に作成。「委員や国民がイメージを共有する必要があり、そのための事務局資料」(松本小委員長)と位置づけている。

 最も大くくりな「北海道」「東北」「関東甲信越」「中部」「近畿」「中国・四国」「九州」「沖縄」の八分割例から、最も細分化した「北海道」「東北」「北関東」「南関東」「東京」「北陸」「東海」「近畿」「中国」「四国」「北九州」「南九州」「沖縄」の十三分割例まで、段階的に区分を細かくした。

 人口130万人の沖縄ブロックを除けば、各区域の人口は、8分割例で570万〜4600万人、13分割例で420〜2090万人。

 九州の南北二分割例は、人口が少ない「南九州」でも「四国」以上の人口規模になるため、検討材料とした。北部と南部のくくり方についても、「今後の議論を制約するものではない」としている。また、六例とも中国ブロックに含まれた山口県のように、隣接ブロックともつながりが深い県については「さらに所属のあり方を検討する」としている。
道州名 人口(万人) 面積(千平方キロM) 総生産(GDP/兆円)
北海道 568 83 19
東北州 981 63 33
北関東州 1395 22 46
南関東州 2648 9 130
北陸州 782 34 29
東海州 1566 32 63
近畿州 2085 27 81
中四国州 1188 50 41
中国-773 31 28
四国-415 18 13
九州州 1478 42 46
 (上記のデーターはhttp://www.glin.jp/arc/arc.cgi?N=229を参照)
 
  『道州制.com』は、2005年までの道州制実現を目指し、道州制実現への思いと市民を繋ぐ 「道州制」専門のポータルサイトです。 http://www.doshusei.com/index.html

●九州から新しい姿を示したい 地方のかたちを考える (西日本新聞200.5.9社説)

 「この地域は、道州制が導入されると州都になれるだろうか」
 「いや、もっと連携を強めてアピールをしなければ実現は難しい」

 福岡県小郡市と佐賀県鳥栖市、同県基山町の首長らが県境を越えた連携を強めようと「道州制勉強会」を発足させ、昨年秋から頻繁に会合を重ねている。今年4月からは、周辺4町との合併を果たした福岡県久留米市も勉強会に加わった。

 この3市1町が1つにまとまると、人口は約455000人になる。高速道路の九州自動車道と九州横断道が十字に交わる地域であり、交通の利便性などから「州都」になる条件は十分に備えている。

 少し前まで夢物語と思われてきた道州制が、現実味を帯びてきた。首相の諮問機関である地方制度調査会が、道州制の実現の可能性について本格的な論議を進めているからだ。

 地方制度調査会に設置した専門小委員会は昨年十一月、これまでの道州制に関する審議経過を「論点メモ」としてまとめた。このメモでは、国と地方のかたちの全面的な見直しを求め、広域自治体としての「道州制」の意義や導入の必要性を強調している。

 メモは、道州制を導入する場合に想定される国と地方公共団体の役割分担のイメージを示している。国の事務として例示しているのは外交、防衛、安全保障、出入国管理、通貨、金融、国税、国家的な交通・通信網などだ。

 「中二階」の都道府県

 道州が担う事務は、広域的な圏域の交通基盤整備、水系管理、国土保全管理、広域警察、広域防災、広域的な環境管理、産業廃棄物対策など。基礎自治体となる市町村が担うのは、子育て支援や高齢者介護、生涯学習のように、地域の実情に即してきめ細かな対応が求められる業務を想定している。

 そうした国―道州―市町村という区分けを前提に改革論議が進めば、明治維新の「廃藩置県」に伴い、全国で約300あった藩を47に分けた現行の都道府県制度を根幹から見直さざるを得なくなる。

 「平成の大合併」によって、2003年までは3000以上あった市町村の数は、来年3月末には1822まで減少する可能性が高い。九州7県の市町村数も517から261へと半減する見通しだ。

 基礎自治体の市町村の規模が拡大し、力量を強化することになれば、基礎自治体の補完機能や連絡調整機能を果たしてきた都道府県の役割は相対的に小さくなる。いずれ、国と基礎自治体の間に挟まれた「中二階」としての都道府県の存在理由が問われることになるのは間違いない。

 では、分権改革の中で都道府県制度は今後どうなるのか。

 北海道は、国に対して「道州制特区」を提案し、国からの権限移譲や規制緩和を先行して進めようと意欲的だ。道の権限を市町村に移す「道内分権」にも積極的に取り組んでいる。

 青森、岩手、秋田の北東北三県も、将来の合併を前提に観光行政などの広域連携を進めている。

 九州地方知事会は昨年2月、道州制に移行した場合を想定し、各県の部長級をメンバーにした研究会を発足させた。昨年十月にまとめた中間報告では、今後の検討課題として
(1)道州の組織や、首長と議員の選挙制度の在り方
(2)九州全体で一律に道州制に移行すべきか、県合併や県連合を先行すべきか
(3)道州間や道州内での財政調整の仕組みをどうするか―などを挙げている。

 こうした個々の課題を一つひとつ取り上げて検討を加え、利害が絡むさまざまな意見を集約して一定の方向性を打ち出すのは容易でない。

 道州制の可能性を探れ

 しかし、分権型社会を実現していくためには、国と地方の制度設計を根本から見直すことが不可欠だ。議論のとりまとめに時間がかかるかもしれないが、何としても道州制の実現へ向けた具体的な道筋をつけたい。

 かつて「強力な中央集権国家」だったフランスは、1982年の地方分権法の施行によって22の州が誕生し、経済開発、教育(高校)、職業教育、交通、文化などの分野で国から州に権限が移り、企業誘致や産学連携などで多くの実績を上げている。

 ドイツも16の連邦州に分かれており、州ごとに連邦官庁、司法、行政機関が設置され、それぞれ自立した地域づくりを進めている。

 フランスとドイツの道州制の実態を現地調査した九州経済調査協会の高木直人調査研究部長は「欧州で経済発展している地域では、州が重要な役割を果たしている」と指摘する。

 例えば、フランスの南東部に位置するローヌ・アルプ州は、積極的な企業誘致が実を結び、多様な化学、バイオ産業や研究機関が集積し、「欧州の成長センター」とまで呼ばれるようになったという。

 産業の活性化や港湾、高速道路など社会資本整備を進める上でも、九州が一致結束して取り組めばスケールメリットを発揮できる。

 九州が一体となって観光戦略を進める「九州観光推進機構」も四月に発足したが、ブロック圏を束ねる観光事業を推し進めるためには、やはり九州が一つにまとまった方がいい。

 全国知事会も道州制特別委員会を新設し、実現の可能性を探るという。全国に先駆けて、九州がその役割を担えないか。2月に全国知事会長に選ばれた麻生渡・福岡県知事には九州を「道州制のモデル」にするような思い切った提案を期待したい。

PS(古賀)
九州は1つが実現できるといいな・・・早くこいこい九州独立。

九州の州都は、どこがいいか・・・それは水と緑のまち、歴史のマチ “ク・ル・メ”

久留米は、もう一つ、『医療都市』でもあります。
30万の人口に久留米大学医学部をはじめ1000床以上の大病院が3つも。
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【話題114】 なぜ再び小泉首相は靖国問題で中国を挑発したのか?旧日本兵騒動と関連して…
またまたもう1本、今回は森田実政治日誌(2005.5.26)からです。
なぜ再び小泉首相は靖国問題で中国を挑発したのか? 小泉首相の狙いはなにか?そしてなぜ突如方向転換したのか? 【旧日本兵騒動と関連して・・・】

 05年5月中旬に始まった「靖国問題」をめぐる日中対立の出発点は、5月16日の衆院予算委員会における小泉首相の「他の国が干渉すべきではない」との発言である。この発言が、日中両国政府の対立の発火点なのである。 この発言は、おそらく政治史上に残されるものだろうから詳しく引用する(05年5月17日付け朝日新聞2面「衆院予算委、首相の答弁」(要約)より)。
≪(靖国参拝について)どの国でも戦没者への追悼を行う気持ちを持っている。どのような追悼の仕方がいいかは他の国が干渉すべきではない。胡錦濤国家主席、温家宝首相との会談でも靖国の問題が出た。参拝すべきではないとの話もあった。(元首相の)東条英機氏のA級戦犯の話がたびたび国会でも論じられるが、「罪を憎んで人を憎まず」は中国の孔子の言葉だ。私は一個人のために靖国を参拝しているのではない。戦没者全般に敬意と感謝の誠をささげるのがけしからんというのは、いまだに理由が分からない。いつ行くかは適切に判断する。私が靖国神社に参拝することを、軍国主義の美化ととらえられるのは心外だ。日本は平和国家として国際社会の平和構築に努力をしてきた。戦争にも巻き込まれず、戦争にも行かず、一人も戦争で死者を出していない。一部の外国の言い分を真に受けて、外国の言い分が正しいといって日本政府の、私の判断を批判するのは、政党が違うから歴史的認識も違うかもしれないが、何ら問題があるとは思わない。≫
 繰り返す。この5月16日の衆院予算委における小泉発言(「他の国が干渉すべきではない」)が、いったん沈静化しかけた靖国問題を日中間の最大の問題にした。この騒ぎは小泉首相が仕掛けたものだ。

 次に紹介する「友人の電話」の内容が十分に理解しにくいと考えたからである。もう一度繰り返す。小泉首相の5月16日「他の国が干渉すべきでない」発言と、5月21日の武部幹事長の「日中平和友好条約の内政不干渉原則に反する内政干渉だ(と中国側が受け取った)」との発言――この二つが日中対立激化の原因である。16日の小泉発言で火をつけ、21日の武部発言が火に油を注いだ。5月23日の呉儀副首相の小泉首相との突然の会談中止は、この二つの発言に対する中国側の抗議の意思表示だと見るべきであろう。日本側は、いっせいに呉儀副首相の突然のキャンセルを「非礼な行為」と非難するキャンペーンを張り、呉副首相の非礼行為が日中関係悪化の直接の原因との見方を広めている。だが、これは原因ではなく結果である。前置きが長くなったが、いよいよ本論(「友人からの電話」)に入る。ここでは「友人」としておくことをお許しいただきたい。

友人からの電話

≪どうして小泉首相は再び靖国問題を自分の側から火をつけたか、ご存知か。どうして武部幹事長を中国へ送って中国側が激怒するような「(中国側の靖国批判は)日中平和友好条約の内政不干渉原則に反する」と言わせた(この発言によって中国側を挑発した)のか、ご存じか。
 それは、国民の関心を郵政民営化からそらすためです。
小泉首相の最大関心事は郵政民営化問題だ。7月6日から8日まで行われるイギリスサミットでブッシュ大統領に会ったときに「郵政民営化の約束は果たしました」と言いたいのだ。このためには、強行突破するしかない。国会論議を抜きにして、自公両党で中央突破を図るには、国民の関心を他に向けなければならないと、小泉首相と側近は考えたようです。小泉首相というのはそういう人です。たえず戦術を考えている。ぼくは彼とつき合ったことがあるからよく知っている。郵政民営化問題以上に大問題になるうるのは靖国をめぐる日中対立しかない。いま靖国問題で中国を挑発すれば、中国国内でデモが起こる。中国政府はピンチだ。大騒ぎになる。日本国民の眼を日中対立に向け、そのスキに、郵政民営化法案の強行採決を連発しようというのが、小泉首相と武部幹事長の狙いなのではないかと思います。小泉首相の5月16日発言を、カッとなって言ってしまったハプニング発言だと大新聞の記者や大テレビ局の報道記者は盛んに言っている。おそらく、首相側近が言わせているのかもしれない。しかし、これが一瞬感情的になったためのハプニング発言であるはずがない。質問者(最近訪中した仙石由人民主党政調会長)が靖国問題を質問することはわかっていた。小泉首相側は十分に準備した発言である。それは〈「罪を憎んで人を憎まず」は孔子の言葉だ〉に示されている。小泉首相はこの言葉を言おうとあらかじめ準備していたことは、十分考えられることだ。ところが、中国側は、この小泉発言は挑発だと判断して沈黙を守った。そこで放ったのが武部幹事長の訪中と「内政干渉だ、日中平和友好条約の相互内政不干渉の原則に反する」発言だ。この二つの挑発に、中国側は我慢できなくなってキレてしまった。この作戦を小泉 さんに教えたのはおそらく日本と中国を対立させようと画策してきたある情報機関ではないかとぼくは思う。このことはよく調べてからまた連絡します。≫

 小泉首相の5月16日発言は、“十分に準備した言葉だとみるべきだろう。武部氏の「日中平和友好条約の相互内政不干渉……」発言も、相手を挑発するための小泉戦略の秘策だと見ることができるかもしれない”と友人は言った。
 「すべてはブッシュ大統領に約束した郵政民営化を仕上げるために編み出された戦略戦術とみるべきだ」――これが友人の電話の内容だった。
 だが、その結果が、日本国民の上に、どんなにきびしい形で降りかかってくるか、小泉首相や小泉内閣の閣僚、自民党幹部は考えない。考えようともしない。小泉首相の頭にあるのは「ブッシュ大統領との約束の郵政民営化の実現」だけであるとすれば、おそろしいことである。そして、これに日本の大マスコミすべてが尻馬に乗っている。ところが、5月25日、小泉首相らの様子が突然変わった。激しい中国批判を行っていた町村外相らが揃って沈黙した。小泉首相は「友好、未来志向」を繰り返すようになった。 原因は、公明党が正式に小泉首相に靖国参拝の自粛を要求したことにある。これによって小泉首相と自民党はとたんにおとなしくなった。公明党は小泉政権のなかで絶対的な力を持っている。小泉政権と自民党は公明党に従うしか道がないのである。

★なるほどと思う反面、そこまでやるかというか、小泉の周囲でそこまで周到に用意できるのか、という疑問がわき起こる。権力への執着心が異様に強そうなので、連中は、夜な夜なそのようなことばかり考えているのかもしれない。
 そうだとすると、突然降ってわいたような旧日本兵騒ぎも、そうした郵政民営化の目くらましの一つかもしれない。数年前から政府にはその存在は知られていたという話だから、表に出すタイミングを今日まで見計らっていたというのも十分考えられることだ。
 マスコミは相変わらず、鬼の首でもとったように中国のドタキャンと旧日本兵騒ぎをはやし立てているが、郵政民営化の本当の危険性については触れる気配もない。
PS(古賀)
ここで皆さんにこの記事を読んで頂きたかったのは、降って沸いてきたような旧日本兵騒ぎです。上記の話を読むとなるほどと思います。政治の駆け引きとはこんなものでしょうね。
ご参考までに。
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【話題113】 どういう週刊誌が売れるか…。
今回の話題提供は、以前にもご登場して頂いた「団塊の世代 私はこう思う」の筆者の“どういう週刊誌が売れるか…。”からです。
▲s紙のコメント欄に週刊誌の売り上げの記事が載っていた。現在の日本人の性向を知る上で面白いなぁ…と思った。
以下、新聞から抜粋。
 2004年度下半期(7〜12月平均)のが発表になった。
 週刊誌部門は『週刊文春』が10年ぶりにトップの座に。
 各誌の部数は次の通り。 
『週刊文春』 590447
『週刊新潮』 529778
 『週刊現代』 492124
 『週刊ポスト』476401
 『週刊大衆』  244247
 『週刊朝日』  225540
 『アサヒ芸能』 174734
 『サンデー毎日』81446
 『現代』『ポスト』がとうとう50万部を割ってしまった。一時は100万部近い部数で争っていたことを考えると隔世の感がある。
 要はクレディビリティの問題だろう。タイトルがセンセーショナルな割には中身がない、という両誌の作り方そのものに読者が飽き足らなくなってきたのだ。
 もう30数年前、田中さんが『週刊文春』の編集長になった時、表紙を今も続く和田誠さんのイラストに変え、「クレディビリティのある週刊誌」というキャッチフレーズを打ち出した。さすがに戦後出版史に残る名編集長、先見の明があったと言うべきだろう。
今回のリストを見ていて、もうひとつ目立ったのは女性週刊誌御三家の激減ぶり。
 『女性セブン』397920 『女性自身』 356203 『週刊女性』 270076

 どうあがいても、こちらも、芸能スキャンダルの時代は終わったと言うしかないだろう

▲補足、感想
 上記のコメントを載せた人は、現在WILLの編集長であるHさん。その指摘するところは、正鵠を射ていると思う。
 *********************
以下は、編集者の意見。
 核心は、日本人の成熟化の方向を示しているのだと思う。写真とか、裸ではもう人を引き付けることはできない…ということだ。
 もっと、知的に深い楽しみのようなものを読者に与えなければならない。それが言わば、日本人風の成熟化なのだと思う。
 より深いツッコミのない記事は読まれない。すぐ飽きられる。インターネットの掲示板ですら、多様な意見と時としてびっくりする深い意見がのる時代だ。
 お金を出して買うものならば一層…ということではないのか。
PS(古賀)
今後Blog がこの牙城をどう変えて行くか。これまた面白い。私は、数名のブロガーの記事を毎日目を通しますが、それでメディアの裏側がよく分かり参考になります。

上記の「団塊の世代 私はこう思う」の筆者のコラムも毎日ウォッチさせて頂いています。同世代、しかも何の対価も求めないで、毎日、有益情報をこうして公開される活動には頭が下がります。
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【話題112】 団塊世代の“シニアデビュー”が社会を変える、市場を変える
今回の話題提供は、私の知人が社長し、下記の NPO法人NALCの企画を担当している
(株)プラン・ドゥーのNALC調査研究リポートからです。

団塊世代の意識調査を定期的に各地で実施したいと言われていますので皆様にご協力して頂くかもしれません。


2007年、団塊世代が定年を迎え、高齢社会に仲間入りする。
彼らは定年後にどんな夢を描いているのか、どんな不安を抱いているのか?
そして彼らの“シニアデビュー”が社会を、市場を、どう変えていくのか?

〜  NALC調査研究リポートより 〜 

「団塊世代の“シニアデビュー”が社会を変える、市場を変える」シニアボランティア団体であるNPO法人ニッポン・アクティブライフ・クラブ〜(NALC : ナルク ) では、 このたび「団塊世代を中心とする“定年ビフォア・アフター”世代の生活意識調査」を行い、調査結果をもとに独自の推論を加えた調査研究リポート 「団塊の世代の“シニアデビュー”が社会を変える、市場を変える」を刊行しました。 http://nalc.jp/
 
【調査概要 】
 ・団塊世代を中心とする50代の定年前の世代 ( 定年ビフォア世代 ) の定年後の夢、不安、不満と定年以降の消費行動、生活意識を明らかにすることを目的として調査を行いました。 60〜70代の定年を終えた世代 (定年アフター世代)も調査対象とし、定年後の生き方観の世代間の違いを分析しました。北海道から沖縄まで、全国のNALC会員が調査員として活躍、 3000票 (有効票)を回収。

【調査結果要旨 】
 ・団塊世代の1割は既に早期退職している。
 ・定年アフター世代の過半数は定年退職後も就労している。
 ・団塊世代は必ずしも「定年延長論」ではない。団塊世代は年上の世代に比べて「定年延長」派が少なく、「定年という制度自体を無くすべき」という人が多い。ひとつの職場に長く勤めることを絶対視していないのかもしれない。
 ・団塊女性は、団塊男性や他世代女性よりも“アクティブで自立的な暮らし方”を指向。一方、団塊男性は他世代男性より元気がない。同時に、団塊の世代の夫婦は相変わらず友達夫婦である。
 ・「フルタイムでない仕事+ボランティア+趣味・旅行」の三位一体が理想のシニアライフ。
 ・定年後の暮らしについて、団塊男性は経済的な面の不安・不満が大きいが、団塊女性はそれだけでなく「配偶者と顔を突き合わせて暮らす時間が増えること」「自分の自由時間が減ること」の不安が男性よりも高い。女性は早くから定年後の夫との関係を心配している。
 ・定年アフター世代が実感した定年後の暮らしの変化には、「互いに歩み寄り距離感を保って共生できそうな夫と妻」のケースと、反対に「妻が“夫の定年の被害者”になっている」ケースの両方がみられる。
 ・団塊世代は現在の高齢者以上に社会活動参加意欲が旺盛。定年ビフォア世代の社会活動現在参加率と将来参加希望率を比べると、「町内会・自治会活動」参加が減り、「ボランティア」「NPO/NGO」活動の参加が増えるとみられる。
 ・公的年金の給付水準引下げに7割は反対。給付水準維持のためには、保険料負担を上げるのではなく、「国庫負担の増額」なら許容するという人が過半数を占める。

【分析・推論内容要旨 】
 ・団塊世代とは、誰かが発した小さな信号を増幅して大きくするアンプ〜増幅器世代である。
 ・団塊世代は、青春期に世界情勢やイデオロギーという信号を受けて学園紛争という反乱を増幅し、その後は、企業戦士、マスプロ消費を支えるニューファミリーとなって“高度成長の増幅器世代”となった。この「二面性」を例えると、団塊世代は“心は左、財布は右”の世代といえる。 ( 言葉では進歩的なことを言い、生活は保守的、資本主義的である、というフランス人を称する言い方。) 
 ・人生を80年として人生史を曲線で描くと、40歳をピークとした左右対称の「人生80年折り返しモデル」になる。団塊世代の人生史と日本の戦後史は重なる。団塊世代の第2四半期は高度成長期に重なり、折り返し点の40歳はバブル崩壊に重なり、以降の「失われた10年」は団塊の世代の第3四半期に対応する。団塊の世代は高度成長の恩恵に浴した最後の世代である。
 ・調査結果にみる定年後の暮らし方のイメージと実際からは、「心の勝ち組・負け組」といえそうな“精神格差”、“豊かさ感の両極化”といった様相がうかがえる。「第二の人生の充実感」と「何もなくなった虚脱感」、「職場のストレスから解放される夫」と「還ってきた夫からストレスを被る妻」等々。
 ・定年後は本来の男女同権の対等な関係に戻る日常生活のサスティナブルデザインが必要になる。男性も家事分担にはじまる日常生活のパートナーシップを実践すべきである。
 ・団塊世代は自分の存在感・存在意義・社会との関係にこだわる世代であり、団塊男性にみられる「田舎暮らし・自給自足」願望は、かつてのヒッピー文化〜既成の価値観にしばられた社会生活の否定と自然回帰〜に通じるものがある。今までの社会をいったんリセットして新しい社会を描こうとする“心のエネルギー”を象徴しているのでは。
 ・団塊世代が培ってきた社会が変わり始めている。終身雇用・終身保障型社会から自立、自己責任社会へ、帰属型・非流動性社会から参加選択型・流動性個化社会へ、一億中流社会から階層分化社会へ。
 ・団塊世代の主体性や個性が高齢社会像を多面的なものに変え、それは他の世代にも影響を及ぼし、ジェネレーションギャップの時代からエイジレスな多様性の時代に移行する。それは“柔らかな参加型共生社会”でもある。
 ・自立し自己完結する"生活多能工"である個人が、個性や価値観を共有できる“クラブ的コミュニティ”を選択することからはじまる、“多世代が自立し支えあう共生社会”、“分かち合いによる心豊かな共生社会”が個人個人の活性化と地域社会の活性化という好循環を生み出す。
 ・団塊世代〜いったんリセットして新たな枠組みを再構成するエネルギーと数を持った世代〜がこうしたモデル作りを一般化し、広範なエイジレスな仕組みへと増幅させていることになるだろう。

PS(古賀)
定年後の暮らしについて、団塊男性は経済的な面の不安・不満が大きいが、団塊女性はそれだけでなく「配偶者と顔を突き合わせて暮らす時間が増えること」「自分の自由時間が減ること」の不安が男性よりも高い。女性は早くから定年後の夫との関係を心配している。「妻が“夫の定年の被害者”になっている」ケースがみられる・・・
う〜ん。分かっているが、かなり強烈ですね。
団塊世代は必ずしも「定年延長論」ではない。団塊世代は年上の世代に比べて「定年延長」派が少なく、「定年という制度自体を無くすべき」という人が多い。
この部分は納得。
団塊男性は他世代男性より元気がない。
この部分も、そうかと思う。少なくとも現60代のシニアより、元気がないと思う。シニアネットを経験してみて。

皆様は、このレポートを読まれて、何を感じられたでしょうか。
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【話題111】 団塊の世代 退職金100兆円!
今回はBlog「学校では教えてくれない身近な経済・お金の話」からです。

・団塊の世代 退職金100兆円!
・年功序列で上がってきた大企業の役員はともかく、
・大物と言える起業家はこの世代にはほとんどいません
・団塊の世代は人数が多いにもかかわらず極めて目立たない世代
・小泉内閣に団塊の世代の閣僚は1人もいません
・60歳の谷垣財務大臣の次は54歳の竹中さんまで6歳も飛んでいる
・その次は安部氏に期待するという感じで間がすっぽりと抜けています
・従順でまじめ
・個性と独創性に乏しい
・戦後教育の理想を体現した世代
・協調性と辛抱強さ、これが徹底している
・団塊の世代は人類史上初めて
・「予定通りに人生を送ることができた」人たち
      ▲堺屋太一氏は日経ビジネスの中でこう言っています。



ぜんぜん認識が違っていました。もっとエネルギッシュでパワーにあふれている世代なのかと思っていました。
いわゆる「団塊の世代」(1947年〜1949年生まれ)は約680万人
「ポスト団塊の世代」(1950年〜1953年生まれ)は約766万人
7年間の合計で 1446万人 です。

仮にこの1446万人のうち就業人口を約55%の800万人、さらにその半分の400万人をサラリーマン・公務員等(基本的に退職金を手にすることができる人たち)とします。

1947年生まれの人が60歳になって退職する2007年から2014年までの7年間で、この400万人が全国平均である約2500万円の退職金をもらうとすると、
(大学卒後38年勤続の場合税金は約32万円なので今回は考慮せず)
全体でいったいいくらになるのでしょうか? 400万人×2500万円=100兆円
なっなんと100兆円です!

この100兆円は今も企業によって何らかの形で運用されているわけですが、企業年金とは違って支払いが迫っていることもあり株式で運用されている金額はそんなに多くはないと思われます。個人の手に渡るとかなりの資金が直接・間接的に日本の株式市場に流入するのではないでしょうか。1割と仮定しても合計10兆円のお金が継続的に流れてくるわけです。東証1部の時価総額が約360兆円ですから相当なインパクトになります。金融機関はもちろんこの争奪戦の主役ですが、4000社近くある上場企業こそがもう一方の主役だと思います。

≪自社の株主になってもらえる最大のチャンス≫をこれから迎えるのですから。
一挙に「時間」と「お金」を手にする団塊の世代。約1500万人の動向に目が離せません。
PS(古賀)
だそうです。
100億円稼ぐ証券サラリーマンがこれからまだまだふえるかも・・・
<新現役の会>も、団塊世代向けの資産運用講座をはじめる必要があるかもしれませんね。私は、まったくこちらの方には疎く、興味のないくちです。

金儲けがうまかったら、こうした活動はしなかったでしょうね。金に縁がないから
<新現役の会>の“灯台守とラジオ局のお世話係”が出来るのかもしれません。

今後とも、お金には、縁のなくとも、自分が思う人生で行きたいと思っています
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