2007年から3年間、ベビーブーマーの世代、所謂、団塊世代の大量定年が始まるのはご承知の通りだと思います。企業やマスコミは、それに伴う消費動向にのみ期待を寄せているようでありますが、この大量定年による様々な社会的問題は、その世代の方々だけではなく、多くの周りの世代の方々を巻き込んでいくことは間違いありません。大幅な退職金の支払による中小企業の負担増加とそれによる倒産の可能性、年金支給額などによる世代間の断絶の危険性、企業における技術継承の問題など、これは、わが国にとっても真剣に考えなければならない課題でありますが、具体的な手立ては、できていないというのが現状であります。
そこで「新現役の会」の各地での発足に東奔西奔しておいでの古賀直樹代表の意を汲み、「自立できる団塊世代」のお手伝いをしようと考えて、支部「新現役・東京仁の会」を発足することに致しました。この会は、団塊世代の方のみならず、こういうことを真摯にお考えいただいている全世代の方々に集まってもらって、お互いにコニュニケーションをとって、世代間の調和を図り、それぞれが足らないところを補完しあい、住みやすい世の中を形成するために行動する集まりであります。「仁」といいますのは、儒学の教えの中心をなす考えで、「愛」「情」「思いやり」などを表す言葉です。まさしく、この「仁」の理念をもって、様々なことに取り組んで行きたいと思っております。具体的には以下のことを実行していきたいと思っております。
1、年金に頼らない生活のためのSNS(ソーシャル・ネットワーク・システム)
を利用することによる就業の援助
2、都市生活から一歩離れて、自分の人生の組み直しをするための研修や
訓練、勉強会などの紹介及び実施。(団塊新生道場など)
3、地方で(将来は海外も)暮らすための受け入れ先の案内及び暮らし方の
学習(所謂、ロハス的な生活の提案など)。
4、地方との交流を計るための体験農業や交流会などの実施。
5、日本の文化を再発見するための旅行や勉強会の実施。など。
現在は、明治維新以来の変革の時だといわれております。この変革のときに、政治家や企業家だけに身を委ねているだけでは何も解決しないのは、周知の通りです。自らが自らの手で主体性を持って行動する事が重要であります。明治維新も全国各地の市民運動に端を発し、一大改革に繁がっていったのであります。この機を逃がさず、様々な問題を前向きに捉え、わが国のよさを改めて認識し、本来の「この国のかたち」を構築するために一緒になって行動していこうではありませんか。
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